Lots, bigger, faster growing,

Breeding strategy

世界のタンパク質クライシスに打ち勝つ!

閉鎖式循環型陸上養殖は、2030年には需要と供給が崩れると言われているタンパク質不足の深刻化の問題に、
資源不足や森林伐採問題、水不足や環境汚染などといったあらゆる面から見たリスクをクリアしたタンパク源の確保手段として、世界中からの需要は高まる一方です。

NAICeのプロジェクトは、飢餓や様々な環境問題を救う人類の希望の光として、SDGsの目標に賛同・推進しております。また、同じように志す企業様のSDGsへの取り組みの「具体的な手段」として足がかりになるような、ノウハウの提供や提案の部分で、助け合いの輪を広げることも目的としています。

成 長 制 御

代表的な自然エネルギーの種類

魚を健康にする方法は、要素の一つをとっても様々。 後々に口に入れる自分達自身の事を考えれば、選択肢が変わります。できる限り自然に近く、尚且つ不純物の入らない水質作りや、天然由来の成分に頼った育成こそが、「おいしさ」の秘訣となるのです。

失 病 対 策

いかに“安心安全”な魚を提供できるか

魚を健康にする方法は、要素の一つをとっても様々。 後々に口に入れる自分達自身の事を考えれば、選択肢が変わります。 できる限り自然に近く、尚且つ不純物の入らない水質作りや、天然由来の成分に頼った育成こそが、「おいしさ」の秘訣となるのです。

短期間で成⻑する手法開発

生産予定の成果物の出荷までにかかる期間を最短縮する技術開発。

短期間で成⻑する手法開発

短期間で成⻑する手法開発 生産予定の成果物(ヤイトハタ)の出荷までにかかる期間を短縮する技術開発
平成29年より開始された育成生産技術向上のプロジェクトで、 NAICeと琉球大学 研究推進機構はヤイトハタの成長を本来の3年から1.5年までに短縮する技術の開発に成功した。 1㎡あたりの生産サイクルを格段に向上させたこの研究成果は、純粋に早く大きく出荷することだけに止まらず、需要に合わせた供給時期の調整など、多くの可能性を秘めている。
なんと通常の成長速度の2倍の速さを記録!

What fish did eat

Great bait

その廃棄、 本当にゴミですか?
私たちには「見落としている資源」があるのではないでしょうか。
養殖にも餌となる穀物などの飼料は必要です。例えば、茹ですぎてしまった麺類や、
果汁を搾り取ってしまった果物。 
美食を極める社会からは外れてしまった 栄養たっぷりの生産にわだわったかつての食材達。
“NICe “では捨てられてしまう資源を効率よく資料として生まれ変わらせる
技術を開発、推進しています。

For children

消費者のために

「口に入れるもの」と考えると選択肢が変わります。

水質を完全攻略し、薬品に頼らない健康なエビでも、その餌が安全な物でなければ意味がありません。 NAICeでは、安全や栄養面、おいしさにフォーカスされた「そもそもは人の食べる物であった」資源を原料とした飼料の開発を成功させました。このプロジェクトは、養殖の水産物について回る「添加物や薬品のリスク」のイメージから脱却する新たな第一歩なのです。

安定的な閉鎖循環型の陸上養殖システムの水質管理技術

ヤイトハタ飼育の例では、餌料を植物性および動物性残渣から生産する技術を開発し、 餌料購入にかかるコストの削減に取り組んでいます。
魚類の餌は主に魚粉を原料にしている生産現場が多く、資源の枯渇と価格高騰の懸念が騒がれる中で こういった技術を取り入れることは、後の消費者となる私たちにとっても革命的な成果と言えます。
元は人の口に入るはずの食材の廃棄物を利用する事で、安全性が高まり、魚の健康状態の改善に繋がります。 また、食材にこだわることで、栄養価や味に拘ったブランディング化も期待できます。

廃棄品として処理にコストをかけていた企業と、捨てられてしまうはずだった上質な食材を魅力的な安価な餌とする企業を結びつけることは、 まさに無駄をはぶき社会を循環させ、環境を守る手段として今後さらに注目される事でしょう。

動物性残渣・植物性残渣粉砕風景

琉球大学による動物性残渣・植物性残渣粉砕の風景。
写真を見ると配合の違いで餌の見た目にも変化がわかるように、魚への影響も変わってくる。 

様々な配合で試作し、水槽ごとに与え、育てる実験を行う。

これにより、最も効率的に成長を促しさらに旨みの強い成魚へと育てるために最適な飼料作りのノウハウを高めていくことが可能となる。