Strategy
Natural energy
有限な資源を守るために。
世界では地球の限られた資源を奪わずに再生可能エネルギーを活用する取組みが進んでいます。
NAICeでも、太陽光などを利用したエネルギー源を活用することで、安価で信頼度の高い電気エネルギーの供給を実現しています。
全てのエネルギーサイクルが独立した島のように循環して成り立つ環境は、災害発生時などの緊急時にエネルギー供給源としての活用も可能となり、もしもの時の地域保全としての役割りも期待されています。
自然エネルギーと再生可能エネルギー
自然エネルギーとは？
「自然エネルギー」とは、太陽、地熱、風、潮汐流といった自然現象によって得られるエネルギーの総称。
環境問題と直結する火力発電や原子力発電や、将来枯渇すると考えられている
石油・石炭由来のエネルギーの代わりとして注目され取り入れる動きが多く見られています。
自然エネルギーの多くは太陽光や風の動力、といった地球が本来持つ力からもたらされるため、
尽きることのない「再生可能エネルギー」とも呼ばれてます。
地球環境に負荷を与えないクリーンなエネルギーとして、活用することで自給率の向上にも繋がります。
代表的な自然エネルギーの種類
太陽光
水力
風力
地熱
再生可能エネルギー100%(RE100)による電源供給
有限な炭素社会から自然エネルギーに変換していくことでサスティナブルな社会を実現させる
蓄電と消費スケジューリングでエネルギーを無駄なく循環
Strategy
Water
Safe upbringing
汚濁防止性を強化した特別な水質。
薬品に頼らない水の安全性。
hygienical
寄生虫や病気のない衛生的な環境は
どんな生き物にとっても最も重要です。
強い養殖魚のために不可欠な要素。
Transparency
濾過機能に革命！底が見えるような
美しい水質作りが養殖の肝です。
安定的な閉鎖循環型の陸上養殖システムの水質管理技術
水は生命の源。美しく衛生的な飼育水環境は陸上養殖の要となります。
養殖設備における飼育目標尾数と、その尾数の飼育に必要不可欠な濾過機能。
魚介類を斃死させる事なく持続的に飼育するためには、魚の糞尿や餌残渣による懸濁物を濾過し、
水中の「濁度」を改善しなければなりません。
「物理濾過」「生物濾過」を組み合わせ、飼育水を飼育に適切な水質に維持します。
特に物理濾過機能は、効力を高め安定化させることで飼育水の透明度を高め、飼育水槽の状況を遠隔からモニタリングする仕組みの構築が可能になります。
「水」を管理すれば生命の本質を管理できる。
寄生虫や病原体の侵入は養殖者にとっては最も恐ろしいリスクです。
そんな心配を払拭するのが水を循環させて環境を維持する閉鎖循環型陸上養殖だからこそ取り入れる事のできる水質管理システム。
サイクルの一部に殺菌を取り入れ、不純物を取り除き、必要である酸素や栄養といった要素を取り込む。
衛生的な環境下では個体は強く、とても健康です。
そのため、薬品の使用がなくなり、美しく安全な水をそのまま体に満たした状態で出荷することができるのです。
水質の透明度、濾過システムに最も拘りました。
バネを使用した物理濾過機
NAICeでは漁業には欠かせない水質管理のために、
特別な濾過システムを採用しています。
キラキラ輝く見た目に美しい透明な水は、目には見えない水質の安全性こそが問われます。
人が口に入れるものとして出荷するため、体に与え得る影響までしっかりと考慮した水質状態の管理が必要不可欠なのです。
透明な美しい水を作ることで遠隔操作の精度が上がります。
透明な水質のメリットは安全性だけではありません。
飼育水の水質を水中カメラで遠隔からモニタリングし、魚の状態を確認するためにも効果を発揮します。
育成速度や給餌の改善結果などの飼育状況データを集計する際により正確な数値を取ることができるため、給餌等の遠隔コントロールの技術向上につながるのです。
機械によって魚の食欲(摂餌行動)を観察・データ化し、状況に合わせた給餌が可能となり、
これにより、餌を無駄に与えすぎてしまうことによる水質の汚濁化や、飼料の浪費を防ぐことができるのです。
また、目視での鮮明な確認ができると、育成計画や考察にも役に立ちます。
水質の透明度は機械の飼育データ化の精度をあげる
